インフォメーション

2021-01-22 21:16:00
お知らせです!
ワンヘルス共同宣言賛同キャンペーン!
目的:共同宣言への賛同の輪を広げ、ワンヘルスの認知拡大を図ること。キャンペーン終了後、シンポジウムの開催報告と併せて、宣言書とその賛同者数を日本政府に共有します。
対象:一般、企業、団体、自治体
※賛同者数、賛同をいただいた企業さんのお名前が随時更新されます
期間:1月22日(金)~2月下旬まで。
人と動物、生態系の健康はひとつ、ワンヘルス共同宣言
【オンライン開催】人と動物、生態系の健康はひとつ ワンヘルスシンポジウム ~ポストコロナ時代の感染症と生物多様性保全~

2021-01-21 22:58:00

 皆様

 

  「再生可能エネルギーの適正な導入に向けた環境影響評価のあり方に関する検討会」が設置され、検討が開始されました。

 開催要領には「脱炭素社会の実現に向けて再生可能エネルギーの更なる導入を促進する必要がある。環境への影響を未然に防止するとともに地域の理解の下で、再生可能エネルギーの最大限の導入を円滑に進めていくために、環境影響評価制度の重要性は高まっている。そうした中で、昨年12月1日に内閣府特命担当大臣主宰で開催された「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」において、環境影響評価法の対象となる風力発電所の規模要件等に関する課題が指摘され、迅速に措置することも求められている。こうした背景を踏まえ、本検討会では、環境に配慮した再生可能エネルギーの適正な導入に向けた環境影響評価のあり方について検討することを目的とする。」と明記されています。

 再生可能エネルギーの導入は、必要なことと考えますが、生物多様性保全との適正なバランスが担保されるのかが大きな課題です。

 今後のこの検討会の進捗を踏まえながら意見を出して行きたいと思います。

リンク先

再生可能エネルギーの適正な導入に向けた環境影響評価のあり方に関する検討会

第1回:再生可能エネルギーの適正な導入に向けた環境影響評価のあり方に関する検討会


2021-01-19 12:51:00

 皆様

 現在、開かれている「第204回通常国会」では内閣提出予定の法律案と要旨が示されています。

 環境省の法案は合計4本。

●瀬戸内海環境保全特別措置法の1部を改正する法律案

 要旨:瀬戸内海における生物多様性及び、生産性確保を図る為の法律改正

●プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案(新法)

 要旨:国内外におけるプラスチック使用製品の廃棄物をめぐる環境の変化に対応して、プラスチックに係る資源循環の促進等を図るため、市町村による再商品化並びに事業者による自主回収及び、再資源化を促進するための制度を創設する。
 プラスチック製品の廃棄物の排出の抑制等の措置を講ずる。

●自然公園方の一部を改正する法律案

 要旨:国立公園等を保護しつつ、地域の主体的な取り組みによる利用の増進を図るため、質の高い自然体験活動の促進または、利用拠点の質の向上のための協議会の設置等、利用のための規則の強化等の措置等々を目的とした改正案

 審議会リンク先:自然公園制度のあり方検討会(令和元年度)

●地球温暖化対策の推進に関する法律の1部を改正する法律案

 要旨:脱炭素社会の実現に向けた対策の強化を図るために、脱炭素社会の実現党の地球温暖化対策の推進にあたっての基本理念を新たに定める。
 地方公共団体の実行計画の記載事項の見直しなど。

 となっています。

 ※衆議院の「第204回国会 議案の一覧」も参照下さい。参議院は、こちら

pdf 提出予定法案一覧-20210118105800139.pdf (6.11MB)

 


2021-01-15 15:00:00

 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより人類は未曾有の危機に陥っています。
 日本国内で、最初のCOVID-19の感染例が確認されてからちょうど1年を迎えた2021年1月15日に、人と動物の医療や公衆衛生、環境保全に携わる機関・団体は、次なるコロナを防ぐため、「人と動物、生態系の健康はひとつ、ワンヘルス共同宣言」を発表しました。

 COVID-19を含む新興感染症発生増加の背景には、森林破壊や農業の拡大といった環境破壊があると考えられています。環境破壊が進んだ過去50年間に、新たな人獣共通感染症(人と動物の共通感染症)の発生頻度は高まり、毎年3~4つの新興感染症の発生が確認されています。その多くが、自然破壊に伴い接触機会が増えた、野生動物に由来にすると指摘されています。

 次のパンデミックを防止し、人や動物が健康に、そして自然と共に生きられる社会を実現していくためには、予防的アプローチである「人」「動物」「生態系」の健康をひとつと考え、これを守っていく、ワンヘルス(One Health)の実現が必要不可欠です。

 この共同宣言では、12団体が、ワンヘルスの構成要素である3つの健康を守るため、それぞれの立場、分野の垣根を超えて、ワンヘルスにかかる課題や知見を共有し、次のパンデミックを防ぐために連携して取り組む意志を明らかにしています。

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人と動物、生態系の健康はひとつ

~ワンヘルス共同宣言~

 

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行(パンデミック)により、人類は歴史的な危機に陥っています。近年、COVID-19を含む新興感染症の発生が増加する傾向にあり、これらの約7割が人獣共通感染症(人と動物の共通感染症)であると考えられています。このような感染症発生の背景には、人類が自然環境におよぼしてきた負の影響、すなわち地球規模の異常気象、大規模な森林の破壊、土地利用の転換や農業・畜産業の拡大、さらに野生動物の商取引・消費といった問題があると指摘されています。人に感染しうるウイルスは最大で827000種類あると推測されるなか、予防的対策にかかるコストはパンデミックによって被る被害額の100分の1と推計されており、今こそ予防的アプローチによる、人と自然が共に生きられる社会の実現が急務となっています。

 

私たち、人と動物の医療や公衆衛生、環境保全に携わる機関・団体は、日本、そして世界での新興・再興感染症の発生予防、パンデミック防止に向け、「人」「動物」「生態系」の健康をひとつと考えるワンヘルス(One Health)の理念のもと、それぞれの力を集結、連携し、さらに政府との対話を通じて、下記に取り組んでいくことを誓います。

 


 

生態系の健康を守ります

 

  • 地球規模での人間活動の拡大が、森林伐採などの自然破壊を引き起こし、新興感染症の発生要因となっている現状を認識し、環境問題の危機を訴えていきます。
  • 新興感染症の発生や新たなパンデミックを防ぐために、生態系を構成する健全な生きもののつながりに配慮し、これまでの過度の自然環境への立ち入りや過剰な利用を含む野生動物との関わり方を見直していきます。
  • 地球上の生態系が、人と動物の生命を支えていることを忘れず、その保全と回復に取り組み、そのための行動を社会に呼びかけます。

 

動物の健康を守ります

 

  • 私たちが接触する動物には、ペット(コンパニオンアニマル)や家畜だけでなく、暮らしの中で意識することは少ない多くの種類の野生動物も含まれていることを強く認識します。
  • 人と動物の間で感染症が伝播することを認識し、動物たちとの距離感を見つめ直し、適切な関わり方を考えていきます。また、感染症リスクの高い野生動物の利用や取引を削減していきます。
  • そのために私たちは、病原体の保有リスクを含めた野生動物の生態への理解向上や、家畜や野生動物の健全性のモニタリング、ペットや家畜の感染症対策、飼育動物の福祉向上を進めます。

 

人の健康を守ります

 

  • 健全な生態系の確保は、人の身体的・精神的な健康と豊かさにつながることを強く認識し、より多くの人に訴えていきます。公衆衛生に深刻な脅威をもたらす気候変動、森林破壊、水質汚染といった環境問題を、国際、地域、様々なレベルでの協力・連携のもと解決し、心身両面の健康に貢献することを目指します。
  • 生態系の保全、生物多様性の確保、飼育動物との適切な関係の構築を通じて、人獣共通感染症(人と動物の共通感染症)、薬剤耐性菌の蔓延、食品汚染などによる健康被害を防止し、公衆衛生の向上に貢献します。
  • ワンヘルスの考え方や諸活動について、幅広い世代の市民に啓発し、ポストコロナのライフスタイルを創生し、人と自然が共に生きる社会の実現を目指します。

 

生態系の健康、そして動物の健康を守ることが、人の健康を守ることでもある、という事実を認識し、これら3つの健康をひとつの健康と捉え、守っていきます。

2021年1月15日

呼びかけ団体名(12団体 五十音順);
 国際自然保護連合日本委員会(公財)世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)、(公社)東京都医師会(公社)東京都獣医師会(公社)日本医師会(公財)日本自然保護協会(公社)日本獣医師会(公財)日本野鳥の会日本ワンヘルスサイエンス学会人と動物の共通感染症研究会認定NPO法人 野生生物保全論研究会、(一社)リアル・コンサベーション


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