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2020-07-01 00:20:00

 

49年前の1971年(昭和46年)71日に環境庁が発足しました。

環境行政とは、広く公害問題に対処し、自然環境の保全にあたる行政をさします。

 

日本では1967年に公害対策と救済を中心とする公害対策基本法が制定され、生活環境の保全を「経済の発展と調和がはかられるようにするものとする」と規定しました。この「経済との調和条項」が問題となり、この条項は 70年末のいわゆる公害国会で基本法が改正された際に削除されました。

同時に、従来かつての厚生省を中心に各省庁にまたがっていたために公害対策が後手後手にまわったとの反省から、公害行政の一元化を望む声が強まり、1971年7月1日に、「環境の保全に関する行政を総合的に推進すること」を目的として、当時の総理府に環境庁 (現環境省) が設置されました。

初代長官であった大石武一氏の積極的な政策により自然保護の機運が高まり、72年には自然環境保全法が制定されました。同年、環境行政に関する政府の公式な年次報告書として1969年以来出されていた公害白書に代えて、環境白書が出されるようになりました。

 その後、環境庁が設置され30年を経て、2001年1月に省庁再編により環境省となりました。

 さて、後1年で環境行政50周年になります。

 これまでの環境行政、そして、新型コロナウイルス問題で世界的にパンデミックになった現在、今こそ、これからの新しい環境行政を考えていく良いきっかけとなると考えます。

RCは、これからの新しい環境行政のあり方を議論し提言をまとめたく考えております。

 


2020-06-28 22:30:00

 6月22日、「一般社団法人 繋~つなぐ~」さんのFBライブイベントに参加しました。昔からある日本の道徳や哲学を仏道や神道、そして自然を通し、今を生きる心のケアや看取りをお伝えするFBライブです。
 これからの日本社会、高齢化、多死社会に向かっている状況の中、特に新型コロナウイルスの問題で疲弊している現状が見られます。
 繋~つなぐ~さんは、心身共に支え合い育んでいけるコミュニティの再構築を目指して活動されています。
 これから、福祉と環境を統合していかなければならない時代だと考えています。先日のイベントは、「死生観と自然観~生きるのにいまあじわうこと~」と題して、心のケアと仏道の死生観、そして、私たちは自然がなければ生きていけません。自然観が果たす役割も重要と考え、FBライブイベントに参加しました。ライブイベントのYouTube動画はこちらです。死生観と自然観~生きるのにいまあじわうこと~1時間51分の長編です。

 

 

 


2020-06-24 22:52:00
今日は、ロンサムジョージがこの世を去った日

ロンサム・ジョージ(英:Lonesome George、- 2012年6月24日)は、1971年にガラパゴス諸島のピンタ島で発見されたピンタゾウガメの個体です。ピンタゾウガメで生存が確認されていた最後の個体であり、ジョージの死によりピンタゾウガメは絶滅したと考えられていました。

ピンタゾウガメは食用肉として乱獲され、人為的に移入されたヤギとブタがピンタ島の植生を破壊したことで絶滅したと考えられていた。だが、1971年12月1日、ピンタ島でカタツムリの研究をしていたハンガリー人の生物学者József Vágvölgyiが1頭のカメを発見し、港に戻って報告した。翌年春、ガラパゴス国立公園のレンジャーはこのカメをサンタ・クルス島のチャールズ・ダーウィン研究所で保護した。発見当時の年齢は約60歳だと推定されている。このカメはアメリカのコメディアンのジョージ・ゴベルの呼び名からとって「ロンサム・ジョージ」と呼ばれるようになった。「ロンサム・ジョージ」は日本語では「孤独なジョージ」、「独りぼっちのジョージ」などと翻訳されており、種を保存するための繁殖計画が成功せずメスを寄せ付けなかったことからこの呼び名がついた。

絶滅したと考えられていたピンタゾウガメが発見されたことからガラパゴス国立公園管理局は繁殖計画を実施した。1990年、イサベラ島からロンサム・ジョージと交配させるために2頭の近縁種のメスが連れてこられた。20年近く明確な成果はなく、たまに奇形の卵が産まれていた程度だったが、2008年7月20日にメスの片方が巣を掘って9個の卵を出産したことが確認された。だが最終的に16個の卵が回収されて人工孵卵器に移されたものの、全て無精卵であり孵化することはなかった。

2012年6月24日、長年ジョージの世話をしていたガラパゴス国立公園のレンジャー、ファウスト・ジェレナが水飲み場に向けて体を伸ばした状態で死んでいるジョージを発見した。死亡時の年齢は100歳を超えていたと推定されている。ジョージの死によりピンタゾウガメは絶滅し、ガラパゴス諸島に生息しているカメは10種に減少したとされている。

(Wikiより)


2020-06-13 20:25:00

 今日は、28年前の1992年6月13日に、地球サミット(環境と開発に関する国際連合会議)において、日本が、気候変動枠組条約と生物多様性条約に署名した日です。
 28年前の今日から日本も気候変動枠組条約と生物多様性条約を批准し、国際条約を遵守し始めました。
 さて、28年間を振り返って、その成果は?
 振り返って見たいですね、何をやってきたか?
 残念ながらマスコミは、このような歴史的な6月13日について、記事を見かけることはありません。
 後2年で地球サミットから30年になります。
 地球のことを考えましょう!


2020-06-06 10:13:00

生物多様性基本法の制定記念日です!

 

 12年前の今日、生物多様性基本法(平成20(2008)年法律第58号)が制定されました。「日本の生物多様性政策の根幹を定める基本法である。2008年6月6日に公布された。(ウィキペディア)」

 生物多様性基本法がどのような過程を経て、作られていったのか、については、2008年9月13日に日本哺乳類学会山口大会の自由集会で報告した内容を学会誌に掲載しております。「2010年生物多様性条約締約国会議と生物多様性基本法」こちらをお読み下さい。


 さて、現在、世界は生物多様性に対する深刻な危機に陥っています。
 10年前に生物多様性条約第10回締約国会議で合意された愛知目標、そして、国連会議で合意された「国連生物多様性の10年」これらの取組の結果が世界的にどうであったか?が問われています。

 皆さん、生物多様性基本法の制定記念日に考えてみませんか?