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2021-03-16 10:20:00

私たちの地球の回復に森林は欠かせない要素です。
炭素を閉じ込める自然の優れた機能を持つ生物多様性の拠点です。
二つの特徴は連動しています。
自然が豊かであれば多様性も増し、大気の炭素をより効果的に吸収します。
今すぐ森林伐採をやめるべきです。
パームヤシや大豆などの生産は、昔に伐採された場所のみとします。
多くの場所がそうですが・・・・
もっとよい方法があります。
百年前のコスタリカの4分の3以上が森林でした。しかし、1980年代の伐採でこれが4分の1に減少しました。
政府は土着の種を再植林する場合、助成金を出すと決定しました。
わずか25年で森林は再生し、国の半分を占めるようになりました。
これを地球規模で行うと想定してください。
再生した森林は人間の営みにより、排出された二酸化炭素の3分の2を吸収するでしょう。
これらを踏まえると、重要な法則が見えてきます。
自然は人間の最大の味方で、最強の影響力を持ちます。
私たちは自然を手本に行動するだけです。
自然はとおい昔に、生命を生み出しました。
この世界で、種が繁栄するには?
すべてのものが、繁栄せねばなりません。
直面する問題の解決には、現実の受け入れが必要です。
私たちが自然を守れば~
自然が私たちを守ってくれます。
今こそ私たち人間が、行動を起こすべき時です。
地球上の生命が自然とバランスを取りながら、繁栄していけるように・・・・
私たちはついに、たどり着いたのです。
狩猟採集をしていた、1万年前~
持続可能な生活こそ、唯一の選択肢でした。
長い歳月を経て、再び唯一の選択肢となりました。
持続を可能にする方法を、見直す必要があります。
自然から離れた状態から、今一度自然の“一部”になるのです。
今夜の番組は特別な内容です。
私たちが生活のあり方を変えれば、別の未来が訪れるでしょう。
私たちは~
地球の恵みを再発見します。
野生化を促進します。
魚たちが海に戻ってくる漁業方法、森林を持続可能にする収穫方法。
自然に逆らうのではなく、共存するありかたを、私たちは学ぶのです。
結局のところ、この生涯、生物界を追ってきましたが、確かなことがあります。
これは地球を救うというより、私たちを救うという話です。
実のところ、人類がいようがいまいが、自然界は再建されるのです。
チェルノブイリの住民避難から30年、野生が居場所を取り戻しました。
今では森林がこの町を支配しつつあります。
希少な野生動物の住処にもなっています。
人間がどれほど重大な過ちを犯しても、自然はそれを克服するという証しです。
生物界は持ちこたえるでしょう。しかし人間は、同じようにいきません。
史上最も優れた知能で、ここまで進歩してきました。
これを続けるには、知能以上のものが必要です。
必要なのは~
知恵です。
人間とほかの生き物には、多くの違いがあります。
生き物の中で、未来を予測できるのは、人間だけです。
長い間私たちは、未来を恐れてきました。
しかし悲観的なことばかりではありません。
修正の機会はあるのです。
発展という旅を終わらせ、影響を管理し、再び自然とバランスの取れた種になる機会です。
必要なのは私たちの意思です。
私たちは人間にとって、再考の住居を作る機会、豊かで健全な素晴らしい世界を取り戻す機会を与えられたのです。
想像して下さい。