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2020-05-27 01:15:00

 今日は、レイチェル・カーソンの生誕日です。
 生誕、113年になります。
 正式な名前は、「レイチェル・ルイーズ・カーソン(Rachel Louise Carson、1907年5月27日 - 1964年4月14日)」です。

 アメリカ合衆国のペンシルベニア州に生まれ、1960年代に環境問題を告発した生物学者で、アメリカ内務省魚類野生生物局の水産生物学者として自然科学を研究しました。

 農薬で利用されている化学物質の危険性を取り上げた著書『沈黙の春』(Silent Spring)は、アメリカにおいて半年間で50万部も売り上げ、後のアースディや1972年の国連人間環境会議のきっかけとなり、人類史上において、環境問題そのものに人々の目を向けさせ、環境保護運動の始まりとなりました。没後1980年に、当時のアメリカ合衆国大統領であったジミー・カーターから大統領自由勲章の授与を受けました。 レイチェル・カ ーソン日本協会)

 「沈黙の春」は、殺虫剤などの「合成化学物質」の無分別な大量散布(使用)は、生態系を乱し生物環境の大規模な破壊をもたらし、それは人間の生命にも関わることになると警告し社会に大きなインパクトを与えました。

 現在、私たちは、熱帯林や自然を破壊し、自然の摂理の中で存在していたコロナウイルスが人間社会に入り込み新型コロナウイルスとなり世界がパンデミックになっています。

 このような現状をレイチェルはどう見るでしょうか? どのようなコメントをするでしょうか? 私たちは、このまま同じ過ちを犯し続けるのでしょうか? 地球に優しい、新しいライフスタイルを作り上げていくのは、私たち市民です。政府や行政ではありません。市民一人一人が地球の変化に向き合って行かなければならない事態であることを再認識すべきでしょう。